αGIが、ダイエットに効く、嘘だと思ったら嘘でした。

ある美容外科のサイトに、ダイエット向けの、「医療ダイエット」として
αグルコシダーゼ阻害剤の名称がありました。

 

即座に「嘘」と思ったのですが、しかたなく、論文を調べたら、
2002年に1個だけ該当論文(Letter)がありました。

 

 The effect of miglitol on glucagon-like peptide-1 secretion and appetite sensation in obese type 2 diabetics
Diabetes, Obesity and Metabolism, 4: 2002, 329-335, の1ページのみです。

 

要約すると、8名の肥満2型糖尿病患者にαグルコシダーゼ阻害剤の1剤であるミグリトール(商品名、セイブル)を投与したところ、食後のGLP1濃度が高値になり、食事からの摂取エネルギーが12%減少した、食欲も多少抑えられた、という内容でした。しかも、観察期間は、たったの3日間!!。科学的論文としては、あり得ないデータだとは思うのですが、original article扱いになっていました。

 

あくまで、本来、GLP1濃度が高くないとされる2型糖尿病患者に対して、ちっとは有効なデータということであって、これが、一般の肥満患者に対して有効とは、どこにも記載されていません。

 

その意味では、私が「嘘」、と最初に考えたのは、間違いではなかったようです。
でも、美容の世界では、有名美容外科のサテライトクリニックだと、
これでも通用してしまうんですね。

 

論文がゼロではないことは確認しましたが、やはり、
もともと「嘘」だと思っていたら、そうでした。

 

そうしたクリニックの医療行為は、「嘘」、に、塗り固められていましたし、
それが通用してしまうから、怖いですよね。