肥満はなぜ悪い?どんな病気につながるのですか

「 最後のダイエット 」の 連載

 

Q18 肥満はなぜ悪い?どんな病気につながるのですか

 

A 太っていると体の動きが鈍くなり、疲れやすくなります。余分な脂肪組織もしっかり養わなければならないため、心臓にも大きな負担がかかり、動悸や息切れ、めまいなどの症状があらわれてきます。

 

こんな状態が長く続くと、動脈硬化を促進し、高血圧や心筋梗塞などを引き起こすことになりかねません。

 

また、太っていると脂質異常症になり、高尿酸血症や胆石、脂肪肝などの肝機能障害、糖尿病などの事態を招きがちです。

 

そのほか、体重が重いため、体を支えている腰に負担がかかって腰痛を起こしたり、足をねんざしたり骨折したりしがちです。股ずれに悩まされる肥満者も珍しくありません。

 

女性特有のものとしては、卵巣機能異常による月経異常や月経不順、不妊症があげられます。また、子宮がんや卵巣がん、乳がんなども、肥満している人のほうがかかりやすいことがわかっています。

 

ある保険会社の調査によると、太りすぎの人の病死率は、普通の人より 高いという結果が出ていますし、交通事故にあう確率も高いといわれています。

 

このように、太っていていいことはほとんどといっていいほどありません。たとえ現在は健康でも、太っていることは病気の原因を育てているようなものであることを肝に銘じて下さい。

 

出典  最後のダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行