ダイエットすると握力が増す、が国際的に評価

以前、SGLT2 阻害剤で、体外から1日400キロカロリーのエネルギーが排泄されると、本来なら、エネルギーがでるのだから、萎えるはずなのが、逆に、握力が増す、つまり、省エネルギー体質になることは、握力のような重要な筋力を保持するという論文を発表しました。

 

Sano M, Meguro S, Kawai T, Suzuki Y. Increased grip strength with sodium-glucose cotransporter 2. J Diabetes. 2016 Sep;8(5):736-7. doi: 10.1111/1753-0407.12402. Epub 2016 Jun 14

 

これは、ダイエットしていたほうが、より肉体的に俊敏になり、戦いの時に、握力が増し、相手を倒しやすくなるという理論を、純粋に科学的に証明した臨床研究でした。エネルギー代謝の生物学的適応性を議論した論文です。こういう学術論文は、2016年に発表し、今になって、ようやく国際学会(国際糖尿病代謝内分泌学会、タイで開催)で再度、発表してほしいと依頼がきました。(以下の英文がその招待メールです。)

 

ダイエットすると、握力が増える、、ーー>不思議ですよね。パラドックスみたいな現象を解明したりするサイエンティストが、私たちの周囲にはおり、私も国際的に一流の学者として評価されてます。そして、この論文は日本中の糖尿病専門医なら、ほとんど誰もが知っている、SGLT2 阻害剤関連の製薬メーカーなら皆知っているという著名な論文となりましたし日本では評価されつくしました。ですから、この発見をし論文を投稿した時には、減量しつつ強くなるボクサーの謎を解明した時のような気分でした。

 

11月は多忙なのでタイにいく気はないですが、映画ランボー「Rambo: Last Blood(原題)」は観に行こうと思います。

 

Dear Dr. Yoshihiko Suzuki,

 

Greetings.

 

With reference your article titled “Increased grip strength with sodium–glucose cotransporter 2”, we would like to know your interest as a speaker at International Conference on Endocrinology, Diabetes and Metabolism” going to be held during November 11-12, 2019 in Bangkok, Thailand.

 

With regards,
Jessie Casper
Conference Organizer
Endocrinology, Diabetes and Metabolism Conference 2019
endocrinology_diabetes@heraldconferences.org