肥満も糖尿病も、自己責任では、ないと思います。

糖尿病は自己責任、て事がとりざたされているけど、とんでもない発言ですね。糖尿病は、約4割(40%)が遺伝的背景をもっています。5%は、I型糖尿病といって、原因不明です。他にも、2次性糖尿病といって、他の病気があることで、糖尿病になる人が多いんです。ミトコンドリア糖尿病は、2%もいます。

 

ですから、自分の責任でなく、糖尿病になっている人が過半数はいるわけなんです。

 

実際の臨床現場では、それを強く実感しますし、かりに、ストレスで大食いしていたとしても、ストレスを産んでいるのは、「社会」であったりするわけで、政治家が、ストレス社会を作っているのではないでしょうか?

 

同じように、肥満も、同様です。車社会、ストレス社会、いろんな要因が重なり、肥満になります。肥満こそ、生活習慣で起こると言えば、起こる病気で、たいして、糖尿病とは変わりがないはずです。

 

ただし、糖尿病が進行すると、腎症を併発し、それが国の医療費を圧迫するので、糖尿病がやり玉にあがっているだけでしょう。

 

役人、たちの、議論は、机上の議論ですが、実際に治療を行っている現場では、もっと、クリアカットに、考えるべきでしょう。費用対効果があり、減量したほうが、よい、と考える人は、ダイエットをお奨めしてます。それは、糖尿病がある、なし、関係なく、、そこに線引きはしていないつもりです。

 

ダイエットして、好きな洋服を着たい、というのも、普通。
ダイエットして、美しくなりたい、というのも、普通。
女性として、お化粧したい欲求と同じかもしれません。

 

GLP1ダイエットを実際に受けられた女性は、痩せたら綺麗になるだろう、と思える女性ばかりのように、私は思ってます。費用対効果は考えますよね。誰だって。

 

なので、

 

これまでのように「治療がなければ」、自己責任でしょうがない、と言えていたでしょう。

 

ですが、

 

体重は、内科医師が、しっかり改善できる治療ができたわけで、それに対して、保険医療を了承せず、にいる、厚労省、の役人のほうが、認可しないことの「自己責任」があるのではないでしょうか? もし、GLP1ダイエットに保険適応が承認されたら、おもいきり、減量に成功する人が急増するはずです。海外では、既に、認可されているのですから、ホント、海外視察でもいって見てきてほしいです。(ただし、ノボノルディスク社は、セマグルティドを抗肥満治療薬として、開発するかもしれない、という噂は聞いています。)

 

なんだか、こういう記事をみると、思い切り、私の外来にきて、実態をみてほしい、と思います。