GLP2,て、あるのでしょうか?

GLPは、GLP-1と記載したり、する場合もあります。あえて、-1と記載するのには、理由があります。実は、GLP1には、GLP2、という物質があるからなのです。

 

GLP2は、GLP-2という記載もなされ、意味は、Glucagon-like peptide-2の略称です。

 

GLP2は、腸管グルカゴンの1つであり、遠位小腸と結腸に分泌している腸管内分泌細胞L細胞から食後の末消化栄養素に反応して、分泌されます。GLP2には、腸管における細胞増殖活性が報告されており、消化管切除後などの回復過程において、重要な役割を担うとして注目されています。

 

アメリカでは、アミノ酸組成の一部を組み替えて、半減期を延長させたGLP2製剤(teduglutide)が開発され、クローン病などの外科手術による短脹症候群に対する開発が進められていると聞きます。

 

GLP2は、このように、大腸粘膜の修復に応用される作用がありますが、他方、ダイエットとは、まったく関係がありません。

 

GLP1、と聞いて、なぜ、最後に、1、の数字がつくのだろうと、
不思議に思われておられる方がいらっしゃると思いますので、
医学的な、ミニ知識を、お知らせしておこうと思います。