Closed Loop GLP1 フィードバックシステムの提案

1型糖尿病にも、2型糖尿病にとっても、朗報があります。
とうとう、アメリカで、Closed Loopのインスリン注入システムが発売されました。名称は、Omnipodと言います。ネットで調べてみてください。これで、人工知能が加われば、血糖値があがった時に、それを、察知し、インスリンを投薬することができます。

 

ですが、インスリンも、GLP1も、同じような分子量をもった液体です。ですから、もし、これを、GLP1治療に応用したら、どうなるかと、考えてみました。

 

食物が入ってきて、小腸上部から糖が吸収されます。GLP1は、小腸下部ですから、少しだけ、小腸上部での吸収が時間的に速いわけです。もし、その時に、血糖値があがったことを感知して、インスリンではなく、GLP1を注入することができたら、どうなるでしょう?

 

おそらく、食べたらすぐに満腹になる状態が作れます。となると、この機序を、インスリンではなく、GLP1に置換したら、自然に、食べても食事が止まる、それも、人工知能が管理した状態で、というシステムが構築できるはずです。

 

これこそ、究極のダイエット法になるかもしれません。

 

そして、そのセットポイントが、わかり、どのくらいのGLP1を注入すればいいのかが、わかれば、いつでも、目標体重になるはずの、GLP1投薬量がわかるはずです。

 

これができると、GLP1ダイエットの効果には、「個人差」が、かなり、なくなるのかもしれません。

 

このアイディアで、特許でも申請しようかな、と思いましたが、やめました。広く知れ渡って、開発が進んでくれたほうが、臨床家としては、好都合だから、です。

 

これができれば、1週間に1回のセマグルチドを、毎日、注射するということすら、不要になることでしょう。体重は、本当に、自分の目標体重まで、おとせる時代がくるかもしれません。

 

昨年、オーランドでの、アメリカ糖尿病学会に参加して、omnipodを、初めて見た時には、このアイディアは、わきませんでした。
もしかしたら、今年、2019年になって、こういうアイディアを利用したシステムを作る製薬メーカーが現れるかもしれません。

 

特に、頻回注射だから嫌われていたバイエッタを製造しているアストラゼネカ社にとっては、朗報だと思います。さっそく、アイディアを、シェアして、彼らに実現してもらえないか、を依頼してみたいと思います。

 

鈴木吉彦 2019年1月30日、発案。in Japan